我が子の取説 子育てブログ

育児を中心に日々のハプニングや出来事を記録したblogです。

2歳までは遊びに集中!感覚を育てる大切さを学んできた

私が今住んでいる自治体は子育て支援が手厚い。
そもそも出生数が少ないこともあると思うけど、月齢に合わせた育児の勉強会とかを頻繁にやってくれる。

「あー、また保健センター行く日だ❗」

って思うくらい。

 

この前は、作業療法士さんの話を聞く機会があった。
0歳~2、3歳頃までしか鍛えられない感覚についての話だった。

(※以下、聞いたことを自分なりにまとめたものなので、ニュアンスや解釈が違うかも。)


簡単に言うと、

「0歳から2歳ごろまでの間に感覚に刺激を与えよう。それが小学校入学頃からの 学力・表現力・体力 のベースになる。なので、その時期は感覚に刺激を与える遊びをしよう。」

という内容。

 

「え? 学力とか体力とか表現力って、天性と本人の努力じゃないの?」

 

正直そう思っていた。 
そういう部分もあるんだろうけど、どうやらそれだけではないらしい。

 

こどもの成長を木に例えると、感覚は根っこにあたるそうだ。
この期間にその子の感覚に必要な量の刺激をバランスよく与えると、太くて強い根っこができる。根っこが大きい分だけ大きく幹を育てることができる。
そして、木の実は会話やコミュニケーション、読み、書き、計算、運動能力などのアウトプットにあたる。
幹が安定していればそれだけたくさんの実をつけられる。

 

私は、贔屓目に見ても運動能力が高い。
スポーツはちょっとやればそれなりにできるようになるし、男性と球技をすると


「お前にハンデはいらない。」


と他の女性と区別される。


そんな私は、アメトーーーク!の年末恒例「運動神経悪い芸人」が大好きだ。

 

「なんでそこでヒザ曲がんないの!?」「その動き、逆に難しいよ??」

 

いっつもそんなこと思いながら、奇跡のプレーに爆笑。

 

そういえば、昨年末に新加入したレインボーの池田さん、子どもの頃外で遊ばせてもらえなかったって言ってたな。

ナイツの塙さんは、固有感覚と前提感覚がもう少し養えてたらイメージした動きができるのかもしれないなー。

 

そんなことを体育会系女子は思ってしまう…

 これは運動能力のケースだけど、学力や表現力にもこんなことが起こっているんだろうなー。

 

 子どもの成長に影響を与える感覚というのは5つある。

①触覚

②視覚

③聴覚

④固有感覚

⑤前庭感覚

の5つ。

 

①~③の3つは一般的によく使われる「五感」に入ってるのでわかる。
④⑤の2つは聞きなれない名前だった。

「固有感覚」というのは骨と筋肉への刺激のこと。

「前庭感覚」は回転、揺れ、傾き、スピードを感じる感覚のこと。動いているものを目で追ったりじっと見つめたりする目のコントロールもこの前庭感覚。

 

この5つの感覚にバランスよく刺激を与えて、統合させる(感覚統合という)ことができると「学力・表現力・体力」が伸びるんだって。

 

天才を育てたいわけではないし、全てがパーフェクトじゃなくてもいい。
でも、子どもが将来困らない程度に、それと夢を持ったときにそれを叶える土台は作ってあげたいなー。 
 

 よし、たくさん遊ぼ。